2023-01-01から1年間の記事一覧

母親とかいうヤバいやつ

エブエブをまだ観ていない。 キーホイクァンおめでとうのブログを書いてからもう結構経つのだが、まだ観ていない。観るのが怖くなってしまったからだ。 私には二人の娘がいる。この春から小学三年生と一年生だ。私の知らない人間たちとの関係性を深め、私の…

無能の春

若い頃にSNSがなくてよかった。 10代の若者が「勢いとノリ」にまかせた結果インターネットで大炎上、というニュースが流れてくるたびに我々が言いがちなセリフである。 厳密に言えば我々(アラウンドフォーティガールたち)が10代の頃にも既にSNSの原型らし…

MANGA SICK

先日、幼馴染とご飯を食べた。 久々のちょっといい外食である。 全員テンションが最初からワイルドスピードメガマックスという感じだったのだが、懐かしい昔話と現在進行形のオタク話が混ざり合った結果「漫画雑誌の、応募者全員サービスの財布とかポーチと…

タイムマシンにお願い

キー・ホイ・クァンがオスカーを手にした。 そのニュースを聞いたとき、8歳と6歳の娘たちのリアクションは「ふーん」だった。テレビの中で知らないおじさんが喜んでいる。まあ、そりゃ「ふーん」だろう。 グーニーズやインディ・ジョーンズに出てたあの子や…

はじめての「破ァッ」

書類が見つからない。 縦長の封筒の状態でもらって、中身を確認して記入して三つ折りにして再度封筒に入れて、そこまでは確かに覚えがあるのだが、その封筒をどこにしまったのか全然記憶にござらない。ヤバい。 カバンの中身を全て床にぶちまけてみる。印字…

女の一生

ここ一年ほど、図書館や本屋の、児童向け伝記コーナーによく立ち寄っている。長女が伝記の面白さに目覚めたからだ。 私が子どもの頃、伝記といえば「図書室に置いてある唯一の漫画」「漫画っぽい挿絵でも親に買ってもらいやすいジャンル」「これを読んで立派…

ママレード・ボーイとパートのおばさん

子どもの頃、ママレード・ボーイを毎月楽しく読んでいた。 ママレード・ボーイとはりぼんで連載されていた漫画で、吉住渉先生の代表作のひとつである。主人公の両親が離婚して別の夫婦とお互いのパートナーを交換して再婚してひとつ屋根の下で全員まとめて同…

さよならトーマス(再掲)

近々、我が家のプラレールを知人に譲ることになった。 知人の知り合いの子が最近電車に「目覚め」たのだという。 かつて長女が電車に「目覚め」ていた頃、同じように周りから譲ってもらったり自分たちでちびちびと買い足したりしたプラレールたちが我が家に…

くちびるから散弾銃

長い冬休みがようやく終わった。 ダラけた生活からの早朝登校はさぞかしめんどくさかろうと同情していたのだが、特に嫌がりもせず、かといってはりきりもせず娘たちは以前と同じテンションで家を出て行った。大したものだ。 帰ってきた長女に久々の学校どう…